「魔女の一撃」ともいわれる ぎっくり腰(急性腰痛)は重いものを持った時やベットや布団から起き上がる時など、腰に過度の負荷がかかった際に起こります。また、日頃から腰に負担が溜まってしまっていると物を拾う時など、軽い負荷がかかった際にも起こってしまいます。これによって筋肉や靭帯、神経が損傷を受け、痛みを伴います。

ぎっくり腰をそのままにしておくと、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など、よりひどい疾患へ移行することもあります。また、完全に治してしまわないと痛みがなくなっただけで、お身体は元の状態に戻っていない為、再発のおそれがあります。

まず、急性期と呼ばれる痛みが強い期間は鍼治療やハイボルトという電気治療をおすすめします。鍼治療やハイボルト治療は痛みの大きな原因になっている炎症を取り除くことに効果的で、痛みを減らすことを第一に行います。

炎症がある程度収まってきた段階で、鍼治療やハイボルト治療と合わせて三軸バランス調整で関節の本来の可動域を取り戻し、お身体の根本から変えていく治療を行います。